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いつまででも鎮痛剤を使え 

日本人を動かす原理・「日本的革命の哲学」(山本七平、1992年)註:以下は抜粋です。 

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ペテン医者の野放しは許さない! 

 第七章  明惠の「裏返し革命思想」

  そこに出てくるのが 『明恵上人伝記』 の中の、覚智伝承ともいうべき部分。 政治家を医者に譬えたものである。

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 秋田城介入道大蓮房覚知語りて云はく、

 「泰時朝臣常に人に逢ひて語り給ひしは、我不肖蒙昧の身たりながら辞する理なく、政を務りて天下を治めたる事は、一筋に明恵上人の御恩なり。其の故は承久大乱の已後在京の時、常に拝謁す。或時、法談の次に、『如何なる方便を以てか天下を治むる術候ふべき』と尋ね申したりしかば、上人仰せられて云はく、
『如何に苦痛転倒して、一身穏かならず病める病者をも、良医是を見て、是れは寒より発りたり、是れは熱に犯されたりと、病の発りたる根源を知って、薬を与へ灸を加ふれば、則ち冷熱さり病癒るが如く、国の乱れて穏かならず治り難きは、何の侵す故ぞと、先づ根源を能く知り給ふべし。さもなくて打ち向ふままに賞罰を行ひ給はば、弥ゝ(いよいよ)人の心かたましく(ねじけて)わわく(みだりがましく)にのみ成りて、恥をも知らず、前を治むれば後より乱れ、内を宥(なだ)むれば外より恨む。されば世の治まると云ふ事なし。是れ妄医の寒熱を弁へずして、一旦苦痛のある所を灸し、先づ彼が願ひに随ひて、妄りに薬を与ふるが如し。忠を尽くして療を加ふれども、病の発りたる根源を知らざるが故に、ますます病悩重りていえざるが如し されば世の乱るる根源は、何より起るぞと云へば、只欲を本とせり、此の欲心一切に遍(あまねく)して万般の禍と成るなり、是れ天下の大病に非ずや。是を療せんと思ひ給はば、先づ此の欲心を失ひ給はば、天下自ら令せずして治るべし』と云々」  

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 この言葉は、「明恵上人はこのように語った」と泰時が語っているわけで、さらにそれを大蓮房覚智がだれかに語り、それが覚智伝承となって世に伝わってこの『伝記』に収録されたものである。

 病の原因、痛みの原因を知った上で治療するのは古今東西の常識である。 
 けれどもペテン病院院長は、 『痛みの原因を知りたいと言うような性格は改めるべきだ!』 とのたまう。

  公開質問状では、『医師がそんなことを言う筈がない』 と逃げたが、痛みの原因については説明しない、絶対に説明しないのである。

 一体何の恨みがあって、かくも残酷なことをしたのか。答えろ! 

 意図的な瞞着により、無辜の民の安寧を破壊。無実の人間を冤罪の罠にかけて牢獄に送り込むに等しいことをしたのである。何をしようともペテン医者は守られている。


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