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ペテンの禁止:『フランスにおける医師の職業倫理』から 

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 日本では医師がペテンを行なっても、 『医師の裁量』 とされてしまう。

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 フランス:ぬで島 次郎「フランスにおける医師の職業倫理」 から一部引用(5/12の再掲載です)
 
 フランスの医師職業倫理は身分団体による医師職業倫規範(Code de deontologie medicale)によって厳しく規定されている。医師は身分団体に属さなければ医業を行えないため、身分団体の定める倫理規範は強い拘束力をもっている。本稿ではぬで島氏の記事を基にフランスの医師職業倫理規範を概観していきたいと思う。
 現行フランス医師倫理規範範の構成と内容

 第2「患者に対する義務」(32-55条)

・説明義務:誠実で明白で適切な情報を提供する。患者の人格を考慮し理解されるように説明する。重大な診断・予後は知らせないでおくことができる(第三者にリスクを及ぼす場合は除く)。
・同意取得義務:患者の拒否の尊重、未成年者と被保護成人は本人の意志を考慮しつつ法的代理人の代諾を得る。
・苦痛緩和とターミナルケアの義務(安楽死・リビングウィルは否定)。
誤った希望を抱かせるような医療を提供してはならない(「ぺてん」の禁止)
患者に正当化できないリスクを負わせてはならない(被験者保護及びEBMを意識した規定と思われる)。
・子どもの保護:虐待や窮乏への対応義務(未成年者や弱者は当局へ通報義務)。
・治療継続の義務:カルテは別の医師に渡さなければならない。
・社会的利便(福祉制度など)を患者に伝える義務。
・正当な理由なしに患者の家族生活に干渉してはならない。診ていた患者の遺言から利益を得てはならない。


 第4 「医業の実施について」
共通規範(67-84条)
・ 医業の個人性独立性の保持義務
・ 自らの技術・知識・能力を越えたた業務の忌避義務
・ 自治体などによる当番勤務に就く義務
・ 公示して良い項目の制限、書面契約とその通知義務


コメント
 フランスにおいても医師の信用および自律を維持するために身分団体が専門的職業団体として機能している。身分団体による医籍の管理と懲戒制度によって医師の倫理基準は担保されなければならないことをフランスの制度も示唆しているように思われる。


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