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 2015年01月 

説明義務の判断基準 


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ペテン医者の野放しは許さない!

  
説明義務の根拠

 患者に説明がなされるべき法的根拠として

 ①患者の自己決定権に基づく根拠(憲法13 条、民法709 条)

 ②診療契約に基づく根拠(民法644 条・645 条、信義則)

 ③医師法・医療法に基づく根拠

がある。


 癌は告知しないものという医療慣行があった時代には、医師の説明義務は、「治療に対しての影響、患者に与える精神的打撃に対する配慮等を考慮し原則として患者の自己決定権を侵害しない限度において、医師の裁量の範囲内」とされていた。

 必要性や緊急性が乏しい医療行為の場合には、医師の説明義務は拡張される。


 説明義務の判断基準 

 
 ①合理的医師ならばどの程度の説明をなしたかを基準とする合理的医師説

 ②合理的患者ならば自己決定権行使のためにどのような説明を必要としたかを基準とする合理的患者基準説

 ③患者が自己決定権の行使において重要視する情報の説明がなされたかを基準とする具体的患者基準説

 ④医師が患者とのコミュニケーションによって知りまたは知りうべき全事情に基づけば、患者がその自己決定権の行使において重要視するであろうことが認識可能であった情報が説明されたかを基準とする二重基準説


の4つの見解がある。

 かつては、医師の裁量を重要視する立場から①説が主要な地位を占めていたが、最近は、②説や④説へと考えがシフトしてきたといわれている。



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